• 怪猫 呪いの沼
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怪猫 呪いの沼

商品コード:DUTD02704

販売期間:2021年4月27日 10時0分~

¥3,080(税込)

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商品情報

身ぶるいする妖気!血をふく生首!女体を喰う呪いの猫!狂乱凶刃よらずの沼の地獄絵図!!
斬れど、払えど猫の顔!耳まで裂けた血の口が歯の音たてて女体を喰らう!!数ある怪猫映画の中で出色の出来映えを見せる名匠石川義寛の傑作名篇。
家臣の謀叛によって城主と奥方と猫が斬殺されて、この猫の怨霊が主君に代わって新しく城主となって権威を振るう旧家臣とその重臣たちに、身の毛もよだつような恐ろしい復讐を加えていく本格的怪談映画。女体を喰うまだら猫、血を噴く生首等、怪奇映画の王道を行くショッキングシーンの連続。監督は数多くの怪談映画を手掛けた大ベテラン石田義寛が自らシナリオを書き下ろして演出に当たった化け猫映画の名篇である。
元和元年の夏、肥前佐賀城で家臣・鍋島直茂が城主・竜造寺高房に謀叛を企てた。高房は生きながらにして壁に塗り込められる無惨な死を遂げ、逃れた高房の妻女清姫は可愛がっていた猫とともに沼に入水自殺を計った。しかし姫の遺体は浮かび上がらず、人々はこの沼を“よらずの沼”と呼んで祟りを恐れて近づく者も途絶えた。それから十年、佐賀城主となった直茂の無法ぶりは相変わらずで、花火祭りの夜、小普請支配役・津山又右衛門の娘雪路に目をつけ、家老黒若主膳に差し出すように命じる。雪路には藩士結城丈之介という将来を約した恋人があった。丈之介と雪路は主膳の申し出を断り密かに脱藩を企むが、仲間の裏切りに、丈之介と雪路は“よらずの沼”の畔で主膳一派に斬殺される。この二人の死体から流れる血を、何処からか現れた猫が舐めはじめると、突如稲妻が疾り白煙が起ち込め二つの死体は忽然と消えた。ある夜、大奥の権勢を握っている大年寄日向局に猫の怨霊が憑りつき露わに狂態を示すようになった。更に直茂の籠姫が変死を遂げ、大奥中は恐怖の坩堝と化す。主膳らが挙動不審の日向局を密かに尾行すると、日向局は安置していた死体を貪っていた。主膳一派の一撃に深手を負った日向局は雪路の家に逃げ込み、雪路に化けて再び大奥へと戻っていく。直茂の愛息千代丸が誤って池の中に落ちて、中臈小夜が救い上げて事なきを得たが、その夜から千代丸は原因不明の熱病にうなされる。機は熟したか、兼ねてより謀叛を企んでいた主膳は直茂に斬りつけるが、逆に直茂に刺されて絶命する。乱心した直茂は瀕死の千代丸を抱えて血刀を手に隣室に逃れると、そこには日向局の生首が部屋いっぱい並んで血を噴き出している。執拗に追い迫る日向局の手を振り払うように斬りつけると千代丸が血に染まっていた…。出演は主君殺しの狂暴な城主に内田良平。その美しい奥方に橘ますみ、許嫁の献上を命じられる若き藩士に里見浩太郎、その藩士に純愛を捧げ自決する幸薄の乙女に御影京子がそれぞれ扮するほか、三島ゆり子、八代万智子、時美沙、吉川満子らの女優陣が華を添え、ベテラン名和宏、松村達雄が適役を得て恐怖の世界を作り上げている。また菅原文太が新東宝時代の石川義寛監督に敬意を表してチョイ役で出演している。(昭和43年7月 東映京都作品)
■キャスト:
里見浩太郎、内田良平、御影京子、橘ますみ、三島ゆり子、八代万智子、菅原文太、楠本健二、時美沙、吉川満子、島田景一郎、沼田曜一、松村達雄、名和宏、芥川隆行(ナレーター)

■スタッフ:
企画:岡田茂、松平乗道/脚本:石川義寛/撮影:赤塚滋/美術:井川徳道/音楽:富田勲/監督:石川義寛

■映像特典:
◆フォトギャラリー 
◆予告編

■スペック:
B/W/86分/1.主音声:モノラル/片面1層/16:9 LB(シネスコ)

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