【解説】
人間の本能には、ゾッとするような「魔性」が潜んでいる。その魔性が時にはかけがえのない人間性すら破壊する。この映画は、女と男との間に、醜くもつれ合うギリギリのドラマを追求しセックスの皮をはぐ異色作。東映エロス路線の原点とも評されるヒット作である。
物語は、男から男へと渡り歩き、株と風俗で荒稼ぎをする主人公の朝子が、異母妹と男、そして欲望のドロ沼へとはまり込み、もがき苦しむ姿を描いていく。
主人公・朝子には、悪女役を演じて好評の小川真由美が体当たり。その異母妹で、姉と同じく魔性の女・夏子には、本作で第15回ブルーリボン賞新人賞を受賞した緑魔子。朝子からすべてを搾り取ろうとする証券会社の営業部員役に杉浦直樹が扮している。

【公開日】1964年3月公開

【コピーライト】(C) 東映
 
■キャスト:
小川真由美、緑魔子、杉浦直樹、宮園純子、沢村貞子 ほか

■スタッフ:
企画:岡田茂、片桐譲
脚本:下飯坂菊馬、渡辺祐介
撮影:西川庄衛
音楽:渡辺宙明
監督:渡辺祐介

■スペック:
B/W/91分/1.主音声:モノラル/片面1層/16:9 LB(シネスコ)