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逆光の頃

商品コード:DSTD20060

販売期間:2018年2月7日 0時0分~

¥5,170(税込)

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商品情報

【解説】
主人公・孝豊を演じるのは、小林監督の前作『ぼんとリンちゃん』で注目を浴び、17年には『PとJK』『散歩する侵略者』などの出演作が相次いで公開される高杉真宙。
また、幼なじみ・みことを演じるのは、『サバイバルファミリー』『陽だまりの彼女』のほか、現在放送中NHK 連続テレビ小説「わろてんか」でもヒロインを務める、葵わかな。

原作は「コップのフチ子」で一躍時の人となったマンガ家・クリエイターのタナカカツキによる処女作。
監督は映像化を切望していた小林啓一(『ももいろそらを』『ぼんとリンちゃん』)。
長期にわたる京都ロケを敢行し、花街の上七軒、鴨川を渡る四条大橋、五山送り火(大文字)といった、おなじみの風景のほか、寺院やライヴハウス、路地裏など、貴重且つリアルな京都も切り取り、アニメーションを駆使するなど大胆な演出によって、原作の世界観を忠実に再現している。

懐かしくもあり、どこか新しい、そんな青春映画の枠にとらわれない、観る者の心に深く刻まれる珠玉の名作がここに誕生した。


【ストーリー】
日本の歴史を感じさせる古都・京都。
伝承工芸である截金職人の父(田中壮太郎)と、小料理屋の女将の姉(佐津川愛美)のもとで生まれ育った、赤田孝豊(高杉真宙)。

17歳である彼は、どこにでもいるような平凡な高校二年生だ。


●僕は歪んだ瓦の上で
 孝豊と同じクラスの公平(清水尋也)は、バンドをやっていて、学校は休みがちだった。
模擬テストの日、偶然出会った彼に誘われるがまま、烏丸丸太町にあるライヴハウスを初めて訪れた孝豊は、今まで見たことのない公平の姿を見る。

 その帰り道、鴨川に飛び込み、ズブ濡れになりながら、はしゃぐ二人。
それから数日後、オーナーから訳あってライヴハウスを閉じることを聞いた公平は、突然学校を辞め、東京に旅立っていった。

 五山送り火の夜、瓦の上で大の字に寝ていた孝豊は、幼なじみのみこと(葵わかな)から塗りの器を受け取り、そこに入ったお酒に燃える大文字を映して飲み干す。


●銀河系星電気
 夏休み、一日30個の英単語を覚えることを決めた孝豊は、早朝から学校の教室で勉強していた。
ある日、夜まで寝てしまった彼を、姉に頼まれたみことが迎えにやってくる。

 どこか気味の悪い夜の校内、鼻歌交じりの宿直のおっちゃんに見つかるまいと隠れる二人。
眩しいぐらい明るい満月の存在に気付いた二人は、その月を見ながら、宇宙について、ちっぽけな自分たちの存在について語り始める。

 その後、しばらく黙って、月を眺める二人。
その場を立ち去ろうと、孝豊がみことの手を取ろうとした瞬間、二人のあいだに、静電気という名の不思議な悪戯が起こる。


●金の糸
 みこととの下校中、孝豊の前に現れた同級生の不良・小島(金子大地)。
二人にちょっかいを出す彼に対し、何もすることができなかった孝豊。
そんな情けない姿を見たみことは、不機嫌になり、先に帰ってしまう。

 後日、ほかの生徒にちょっかいを出す小島の姿を見た孝豊は、雨が降りしきるなか、その昔、自分の父親が数人の極道相手に喧嘩したという話を思い出す。
その理由は、ひとりの愛する女性を守るためのものだった。

 その後、孝豊は小島を追いかけ、彼に向かって声をかける――「喧嘩しよか」。
取っ組み合いをし、ボロボロになった彼の前には、みことの笑顔があった。
初めて手をつなぐ二人。
そして、家に帰った孝豊にある顔のアザを見た父は、彼に初めて截金をやることを勧めた。


【公開日】2017年7月公開

【コピーライト】(C) タナカカツキ/講談社・2017東映ビデオ/マイケルギオン
【特典】
音声特典:
●オーディオ・コメンタリー(高杉真宙・小林啓一監督)

映像特典:
●メイキング
●完成披露舞台挨拶
●公開初日舞台挨拶
●予告編

【スタッフ&キャスト】
キャスト:
高杉真宙
葵わかな 清水尋也
金子大地 桃月庵白酒 佐津川愛美 田中壮太郎

監督・脚本・撮影:小林啓一(映画「ももいろそらを」「ぼんとリンちゃん」)
原作:タナカカツキ「逆光の頃」(講談社「モーニングKC」所載)

【スペック】
カラー66分/1.主音声:ドルビー5.1ch 2.コメンタリー:ステレオ/片面2層/16:9 LB

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