商品情報
【解説・ストーリー】
【解説】
源氏鶏太の原作をもとに、高倉健と佐久間良子のコンビが東京丸の内を舞台に繰り広げる最強の恋愛物語。
“第一機械”に勤務する高宮曜子は、通勤途中の丸の内の路上で登山服姿の男から紙包みを渡される。彼は、同じ会社の製品企画課の加部一喜で、登山とスキーが趣味の山男。紙包みのワラ靴は好意の山土産だった。曜子には、葉山信夫という恋人がいた。信夫は東京商事の社長の御曹司で、誰もが羨む良縁だった。だが、身分が不釣合いという理由で信夫の母から二人の結婚は拒絶される。曜子に好意を寄せつつも彼女の幸せを願う加部は、大学のクラスメイトでもあった信夫に真意を問うが、誠意を見せない信夫の態度に怒り、彼を殴ってしまう。その後、加部の北海道転勤が発表されるが……。
強大な会社機構、情実を交えた人事異動や閨閥につきまとう立身出世主義に惑わされず、自分たちの恋を強く貫こうとする恋人たちの物語を逞しくも明るく描いた、小西通雄の映画監督デビュー作。
【公開日】1962年8月公開
【コピーライト】(C) 東映
【キャスト】
高倉健、佐久間良子、小林哲子、柳永二郎、大村文武、谷幹一、千秋実 ほか
【スタッフ】
原作:源氏鶏太
企画:登石雋一、渡辺洋一
脚本:大川久男、池田雄一
撮影:林七郎
音楽:河辺公一
監督:小西通雄
【スペック】
B/W/78分/1.主音声:モノラル/片面1層/16:9 LB(シネスコ)