商品情報
・仕様
40ページ(表紙込み)
・明治学院大学文学部芸術学科 教授の斉藤綾子さんによる、約6,000字の作家論。三つの要素で、メーサーロシュ作品が紐解かれている。
・大阪大学名誉教授の早稲田みかさんによる、『エルジ』論。クラスナホルカイ・ラースローの作品の訳者でもある筆者が、ハンガリー文学も参照しながら、『エルジ』の普遍性を指摘している。
・一橋大学大学院社会学研究科 教授の秋山晋吾さんによる、ハンガリー現代史の解説。「日記」三部作の鑑賞の補完になることはもちろん、現在政権を握るオルバーンの実像までも浮かび上がる必読の論考。
・「日記」三部作の主人公を演じたツィンコーツィ・ジュジャへのインタビュー。
・メーサーロシュの義理の息子であり、「日記」三部作の撮影監督を務めたヤンチョー・ニカへのインタビュー。
・その他、作品解説から、「日記」三部作の背景解説など、充実の一冊。