商品情報
【解説・ストーリー】
【解説】
北陸の城下町・金沢へやってきた“玉割り人”のゆきは、島原きっての特殊な性のテクニックを娼妓たちに教えていた。そこで知り合い、ひょんなことから深い仲になった夕月楼の楼主・清次郎は、ゆきにすっかり惹かれてしまう。だが清次郎には、彼に一度抱かれて以来、影のようにつきまとう流しのお俊という女がいた。自堕落な生活から抜け出すためにも清次郎は、お俊にゆきへの愛を打ち明けるが、刃物で刺されてしまう。逃げ込んできた清次郎を必死に介抱するゆき。彼女の中で、清次郎への愛が次第に燃え上がってゆく……。
好評を博した一作目に続き、潤ますみが主人公・ゆきを演じるほか、ゆきに惚れる青年楼主・清次郎にテレビ「仮面の忍者 赤影」でお馴染みの坂口祐三郎が扮している。
監督・脚本は、前作に続き牧口雄二・田中陽造が担当。“玉割り人”が廓に売られてきた女たちに特殊なセックスの技術を訓練する様子や、責め絵師・伊藤晴雨が登場し荒縄で女を責める場面など、数々のシーンがより過激に描き出される。また、背景に描き出される戦災をまぬがれた金沢の美しい街並が、昭和初期の雰囲気を伝えながら画面に重厚感を与えている。
【公開日】1976年2月公開
【コピーライト】(C)東映
【キャスト】
潤ますみ、森崎由紀、中島 葵、長島隆一、水城マコ、泉 ユリ、成瀬 正、坂口祐三郎
【スタッフ】
原作:三木孝祐、松森 正
脚本:田中陽造
撮影:塩見作治
音楽:渡辺岳夫
監督:牧口雄二
【スペック】
COLOR/64分/1.主音声:モノラル/片面1層/16:9 LB(シネスコ)