商品情報
【解説・ストーリー】
【解説】
<キャンドルスティック>とは、金融商品の価格変動を視覚的に表した価格チャートの形式のこと。
間断なく金融投資が行われるデジタルネットワーク。それは出自も身分も関係なく、どんな負け犬でも一瞬で人生を変えることのできる世界――。そんなマネーゲームの魔に憑かれた現代のアウトローたちを描く、まったく新しいエンタテインメント映画が『キャンドルスティック』だ。世界を股にかけ、10人の男女が大金を手に入れるため、前代未聞のミッションに挑む。それは――金融機関の番人「AIを騙す」こと。思いも寄らぬ黒幕のもと、様々な思惑が交錯し、手に汗握る駆け引きが展開する。
阿部寛主演、菜々緒、津田健次郎といった日本を代表する実力派の豪華俳優陣に加え、台湾を代表するアリッサ・チア、リン・ボーホンやイラン出身のサヘル・ローズなど国際色豊かなキャストが集結。
原作は川村徹彦による「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」。
監督は注目の新鋭・米倉強太。パリ・コレクションやGUCCIなどの広告映像ディレクションやMVなどを手掛けて頭角を現し、本作が長編映画初監督作となる。
ワールドワイドな規模で展開する本作で描かれるのは、騙し騙され、金が回る世界の縮図。美しき男と女たちのスリルと策略が交錯する“コンゲーム”。ひりひりした予測不可能な展開に戦慄し、その結末に誰もが驚愕する……。
【ストーリー】
刑務所を出所した元天才ハッカー・野原は自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子と出会い、恋に落ちる。台湾の野心的な企業家・リンネはFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」こと。決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日――2019年5月7日。
一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。施設を守るファラーとイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。
これはねじれた偶然か?2つの計画の日時は奇しくも一致していたのだ。
【公開日】2025年7月公開
【コピーライト】(C)2025 CANDLESTICK PARTNERS
【スタッフ】
監督:米倉強太
脚本・チーフプロデューサー:小椋悟
原作:川村徹彦「損切り:FXシミュレーション・サクセス・ストーリー」
音楽:川井憲次
製作:ジャズフィルム/ジャズインベストメント 配給:ティ・ジョイ
協力:晶澈科技股分有限公司/台北101/美陸達股分有限公司
※晶澈科技股分有限公司 および 美陸達股分有限公司 の「分」、正式表記は「人偏」に「分」
【スペック】
COLOR/93分/1.主音声:ドルビー5.1ch/片面1層/16:9 LB