商品情報
【解説】
明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件―奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、「仁義なき戦い」シリーズ(73年)などを手掛けた脚本家・笠原和夫が、罪人たちを「決死隊」として新発田藩の砦を守るストーリーを創作。この名脚本家が手掛けたプロットを元に、平成ヤクザ映画の金字塔 『孤狼の血』の製作チームと白石和彌監督が、60年の時を経て東映の新たな集団抗争劇として誕生させた。その一大プロジェクトのW主演には《山田孝之》と《仲野太賀》。その他異色の豪華キャストが大集結!一瞬たりとも気が抜けない裏切りと葛藤の物語。運命と対峙する激闘が日本人の奥底に燻る反骨精神に火をつける!!
【ストーリー】
新潟の新発田藩城代家老・溝口内匠は進退窮まっていた。日本を二分した戊辰戦争が激化するなか、新発田藩は密かに新政府軍への寝返りを画策するが、城には旧幕府派の奥羽越列藩同盟軍が出兵を求め押しかけていた。そんな折、遂に新政府軍の到着が迫る。城から退かない同盟軍と迫りくる新政府軍が鉢合わせてしまっては、新発田は戦火を免れない。まさに絶体絶命!一刻の猶予もない溝口内匠は一計を案じ、官事の進撃を食い止める起死回生の一手として“砦の護衛作戦”を命じる。集められたのは、殺人、賭博、火付け、密航、姦通など、人道を外れて収監された、死罪になるべき10人の罪人たち。その圧倒的に不利な命懸けの過酷ミッションとは、【新政府軍が砦へ侵攻するのを防ぐこと】ただそれだけだった。死を覚悟していた彼らに見えた、“生きる”という一筋の希望。勝てば“無罪放免”という契りを信じ、罪人たちは己のために突き進む。果たして、彼らは未来を掴み取ることができるのか!?新発田藩、同盟軍、新政府軍、三者の思惑が交錯するなか、「己の誇り」「故郷に残した愛する人を護るため」――。それぞれの執念が轟く、十一人の壮絶な戦いが始まる。
【公開日】2024年11月公開
【コピーライト】
(C)2024 「十一人の賊軍」製作委員会
【キャスト】
山田孝之 仲野太賀
尾上右近 鞘師里保 佐久本宝 千原せいじ 岡山天音 松浦祐也 一ノ瀬颯 小柳亮太 本山力
野村周平 田中俊介 松尾諭 音尾琢真/柴崎楓雅 佐藤五郎 吉沢悠/駿河太郎 松角洋平
浅香航大 佐野和真 安藤ヒロキオ 佐野岳 ナダル/木竜麻生 長井恵里 西田尚美
玉木宏/阿部サダヲ
【スタッフ】
監督:白石和彌
原案:笠原和夫
脚本:池上純哉
音楽:松隈ケンタ
【スペック】
COLOR/155分/1.Dolby TrueHD (Dolby Atmos) 2.バリアフリー日本語音声ガイド:リニアPCM(ステレオ) /2層/16:9(シネスコ)【1080p Hi‐Def】