いつかこの子は、もっと広い天地へ旅立って行く!

誰もが一度は通り過ぎ、ただ一度しか通ることの許されぬ青春の門──
伊吹信介、夜明けの旅立ち!いま故郷の大地から、ひとつの命が目覚めた。

五木寛之のロングセラー小説「青春の門」刊行10周年記念として映画化、豪華キャスト&スタッフを配して製作された文芸超大作。
舞台は北九州の筑豊。
この地の風土ともいえる荒々しい気風の中で生まれた主人公・伊吹信介は、豪放な父・重蔵と気丈な義母・タエに育てられるが、信介5歳の時、侠気に生きる重蔵が他界。
その後、タエによって女手ひとつで育てられた信介は、戦中戦後の激動期を生きながら、新興やくざ・塙竜五郎、朝鮮人労働運動のリーダー・金朱烈、侠気の男・矢部虎、中学校の音楽教師・梓旗江ら大人たちとの付き合いの中で、逞しく負けん気の強い男へと成長。
幼なじみの織江と迎えた初めての夜、母の死を経て、東京へと旅立っていく。
それは、信介にとって一生に一度だけくぐり抜ける青春の門の入口だった──。
今なお世代を越えて読み継がれる傑作青春小説をもとに、蔵原惟繕、深作欣二の共同演出で映像化。
父・重蔵に菅原文太、母・タエに松坂慶子、信介に佐藤浩市が扮する他、若山富三郎、渡瀬恒彦、杉田かおる、そして鶴田浩二が特別出演するなど、オールスターの競演が実現。
山崎ハコのテーマ曲「織江の唄」が、青春に哀調を来す。
【特典】
映像特典:
●フォトギャラリー
●予告編

【スタッフ&キャスト】
キャスト:
菅原文太、松坂慶子、佐藤浩市、影山仁美、杉田かおる、渡瀬恒彦、鶴田浩二、若山富三郎

原作:五木寛之(「青春の門」筑豊篇より 講談社刊)/企画:高岩淡、日下部五朗、奈村協/脚本:野上龍雄/撮影:仲沢半次郎、中島徹/音楽:山崎ハコ/テーマ曲:「織江の唄」(キャニオン・レコード)/監督:蔵原惟繕、深作欣二

【スペック】
カラー140分(本編)/ニュープリント・コンポーネントマスター/1.主音声:モノラル/片面2層/16:9 LB/1981年1月公開作品